清掃

見えない所を見る 調査・分析 SURVEY / ANALYSIS

調査はもちろん、問題の解決につながる解析もお任せください

問題の解決の為には綿密な調査と解析が必要です。特に下水道の内部は人が入れないだけに、独特の調査方法やノウハウが必要です。東利ではこうした調査・解析分野に最新の機器とシステムを導入し管内調査による異常個所の発見はもちろん、データの解析結果に基づいた修繕・改築・耐震化の提案まで、総合的にサポートしています。TVカメラ調査や流量調査、染料試験、音響試験、送煙試験などを最新の技術を駆使し、破損やクラック等の異常個所の発見、不明水の追跡や誤接続等の探査など幅広いニーズに対応しています。調査・分析に関するコンサルタントとしてあらゆる問題の解決に努めています。

作業内容

  • TVカメラ調査
  • 目視調査
  • 腐食劣化調査
  • 流量調査
  • 誤接調査(染料・音響・送煙試験)
  • 水密性調査(注水試験)
  • その他各種調査、試験

工事の様子

工事事例

CASE 01

TVカメラ調査

管渠内調査用TVカメラを使用して、管渠内の状況を調査

管渠内にTVカメラを挿入し、管渠内の状況を把握する調査です。地上に設置したモニターに管内異常箇所の状況を映し、データ及び映像を連続的に収録すると共に、異常箇所は静止画像処理し整理・保管することで、以後の維持管理の検討資料とするものである。TVカメラ調査には目的や状況に応じて機種を選定する必要があり、弊社ではこうした調査・解析分野に必要な多くの最新の機器とシステムを取り揃えております。

管渠内清掃
  • 【工事中】 N市発注 木根除去工

    【工事中】 N市発注 木根除去工
    取付管内から木根が出てきているのが確認できます。

  • 【工事中】

    【工事中】
    塩化ビニール管の調査中です。

  • 【工事後】

    【工事後】
    最新鋭のTV調査カメラ、魚眼レンズによる展開カメラの記録です。管を展開的に見ることができます。

CASE 02

目視調査

内径800mm以上は、管渠の中に入り、直接目視による調査

調査員が人孔内に入り、人孔内部と人孔内から上下流の管渠内状況を直接目視する方法で、本管内径800mm以上の管径を対象とする。調査にあたっては、調査員が直接人孔内に入る為、酸素濃度・硫化水素濃度を測定し、安全対策を十分に実施し、安全を確認したのちに調査します。

目視調査
  •  A県発注 下水目視調査

    A県発注 下水目視調査
    管の目地から浸入水が発生しています。

  • N市発注 下水目視調査

    N市発注 下水目視調査

  • N市発注 下水目視調査

    N市発注 下水目視調査

CASE 03

流量・誤接続調査など

施設に流入する汚水や地下水等の下水の量及び流入原因を究明

流量調査は、施設に流入する様々な下水の量及び流入原因を究明し、施設の正常化を計ることを目的に行う調査です。誤接調査は汚水・雨水系統が正しく接合されているかどうか、本管から宅内排水系統まで含めた調査となります。誤接調査に用いられる主な調査は染料調査、音響調査、送煙調査があります。水密性調査は、継手等の水密性を調べるもので、浸入水や漏水の発見に有効です。また、水密性調査には注水試験の方法があります。その他に、管渠内の内径形状をレーザーでデジタル計測し、最新の解析ソフトにより3D表示等、管路の変形・腐食・破損の数値計測を行うプロファイラも行います。

活性炭入替・汚泥脱水
  • 【工事中】 K市発注 誤接続調査

    【工事中】 K市発注 誤接続調査
    色付きの水を流して誤接続を確認する染料調査です。

  • 【工事中】 I市発注 送煙調査

    【工事中】 I市発注 送煙調査
    管内に煙を送り誤接続がないか確認をする送煙調査です。

  • 【工事後】管渠内の内径形状をレーザーでデジタル計測し、最新鋭の解析ソフトで3D表示も可能です。

    【工事後】
    管渠内の内径形状をレーザーでデジタル計測し、最新鋭の解析ソフトで3D表示も可能です。

CASE 04

腐食劣化調査

コンクリート構造物の耐久性や寿命を推定する調査

管路施設は、コンクリート、陶管、塩化ビニール管等様々の材料で構成されているが、特にコンクリートに対する腐食・劣化は深刻な問題になりつつあり、管路施設のコンクリートで構成される部位の状況を把握することは維持管理上重要なことである。コンクリートの腐食・劣化調査に用いられる主な試験は以下の試験を実施する。中性化試験:コンクリート構造物に酸性物質がどの程度の深さまで浸透しているかをフェノールフタレイン法等で試験する。中性化を調査することで、コンクリート構造物の耐久性や寿命を推定する事が出来る。
圧縮強度試験:サンプルコアを採取し試験を行う方法と、現場にてシュミットハンマーを用いて測定する方法があり、構造物の強度が数値として得られる。
鉄筋腐食試験:鉄筋探査器により鉄筋位置を探査し、被りコンクリートをはつり出した後、目視により腐食グレードを判定する。

腐食劣化調査
  • 【工事中】 N市発注 下水目視調査

    【工事中】 N市発注 下水目視調査
    中性化試験中です。フェノールフタレインを吹きかけて反応すると、紫色に変わります。

  • 【工事中】 N市発注 下水目視調査圧縮強度試験中です。構造物の強度が数値として得られます。

    【工事中】 N市発注 下水目視調査
    圧縮強度試験中です。構造物の強度が数値として得られます。

  • 【工事前】腐食し鉄筋が見え始めたマンホール内の写真です。

    【工事前】
    腐食し鉄筋が見え始めたマンホール内の写真です。